扁桃炎の症状や治療|京都市伏見区墨染のやまもと耳鼻咽喉科医院
扁桃炎
扁桃炎とは
扁桃炎とは、口蓋扁桃(こうがいへんとう)が細菌やウイルスなどに感染して炎症が起こる病気をいいます。
口蓋扁桃は、口から入ったウイルスや細菌などを体内に入れないように防いでくれる役割をもつ免疫機能です。そのため、免疫力が落ちてしまった際や疲れが出たときにかかりやすい病気です。
扁桃炎の症状
- 激しい喉の痛み
- 38℃以上の高熱
- 頭痛v
- 寒気
- 全身のだるさ
- 関節の痛み
などの症状があり、通常の風邪薬ではなかなか治らないことが特徴です。
唾を飲み込んだり、水を飲むだけでも喉の痛みが強く出る場合もあり、患者さんによっては食事が摂れない状態になる場合もあります。
発熱はおおよそ2~3日で治まりますが、1週間程度続く場合もあります。
扁桃炎の治療
扁桃炎の治療としては、炎症を抑える薬、熱を下げる薬を使います。
喉の痛みがひどく、食事も摂れない状態であれば、点滴を行う場合もあります。積極的にうがいを行うことも有効です。
また、扁桃炎を年に3~4回以上繰り返す場合は、慢性扁桃腺炎と考えられますので、その場合は、扁桃を取る手術が必要になってきます。
手術が必要な場合には、適切な医療機関をご紹介させていただきます。